インターレースとフィールド

テレビ映像は水平方向(正確には微妙に右肩下がり)に走る線の集合体で表示され、この線を「走査線」といいま す。NTSCのインターレース方式の走査線はアナログ方式「525本」(映像を構成する走査線は480本)、デジタルハイビジョン方式では「1125本」(映像を構成する走査線は1080本)あります。この走査線は上から順番に 表示されるのではなく、1本おきに飛び越して描かれ(第1フィールド)、そしてまた上から飛び越しした走査線(第2フィールド)を描きます。
ビデオフォーマットを表記する際には「i 」と省略されます。1080i は走査線が1080本(正確には1125本ですが)のインターレース方式ということになります。(「p 」はプログレッシブ方式)
ノンリニアの種類や世代によって、2つのフィールドの呼び方はいろいろありますが、いずれも同じものをさします。ただし、「奇数/偶数」のみ数え方の違いで逆になる事もあります。編集するうえで呼び方はあまり関係ないけどね)

  • 第1/第2フィールド
  • F1/F2
  • Field1/Field2
  • トップ/ボトムフィールド
  • 奇数/偶数フィールド
  • 上(Upper、Top)/下(Lower、Bottom)
  • A/B

ビデオ編集においては、第2フィールドから編集することは基本的にできません。必ず2つのフィールドがセットです。また、ノンリニア編集のソフトによって、第2フィールドが見れないものもあります。
Final Cut Pro 7 では、1フレームが最小単位としてタイムライン上に存在しています。Final Cut Pro X では、フィールドごとに変更されました。写真の上がFCP7、下がFCP Xです。それぞれの1フレームにインアウトを打っています。
FCP7では、タイムラインを1フレーム移動すると次の1フレームに移動します。1フレームごと映像が変わります。フィールド単位では映像を見ることができません。再生ヘッドは1フレの頭にしか置けない。
FCP Xは同じ1フレームの中で各フィールドを見ることができます。タイムライン(シナリオ?)を拡大していくと、1フレの中でも再生ヘッドをいろんなところにおけます。写真は後ろのフィールドに再生ヘッドを置いたところです。これってノンリニア編集業界(そんなんあるか?)では結構画期的なことだと思います。
fcp7x  
余談になりますが、アウト点の打ち方はノンリニア編集とリニア編集では異なります。
ノンリニア編集で打ったアウト点は、編集後そのフレームが生き残ります。リニア編集では打ったアウト点が生き残りません。ノンリニア編集と同じ結果にするには次のフレームでアウト点を打ちます。
理由は内緒

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