タイムコードとは

テープでの編集、ノンリニアでの編集、いずれにしてもタイムコードは私たちの仕事とは切っても切れない重要な存在です。そこでデジタル映像制作の基礎知識として、タイムコードについてご紹介します。

タイムコードとは何か?

タイムコードは、ビデオの同期をとるための時間軸のフォーマットで、「SMPTE:Society of Motion Picture and Television Engineers(映画テレビ技術者協会)」が世界標準規格として制定したものです。日本や韓国、アメリカなどが採用している「NTSC:National Television System Committee)」規格では、「00(時間):00(分):00(秒):00(フレーム)~23:59:59:29」であらわします。

デッキコントロールでノンリニアに取り込む場合の注意点があります。たとえば「00:00:01:00」にイン点を打つと、ノンリニアのパソコンは5秒プレロールを開始するタイムコードを「-00:00:03:29」と計算し、存在しないTCを探そうと暴走します。00:00:00:00をまたぐ素材の取り込みは、デッキコントロールをはずして強制取り込みします。

テープに記録される2つのタイムコード

テープに記録されるタイムコードには、VITCとLTCの2種類あります。VITCは映像信号とともに記録されているタイムコードで、静止やジョグでくるくるする際に読むタイムコードです。イン点アウト点を打つときは静止した状態ですのでVITCで読み込んだTCになります。

LTCは音声トラックに記録されるタイムコードで、再生や早送りなどはLTCからTCが読み込まれます。音声は静止しているときに聞こえないのと同じで、静止しているときはLTCを読むことは出来ません。

VTRではテープの走行状態に応じて、VITCとLTCを切り替えています。

Free RunとRec Run

タイムコードの記録方法として、「FREE Run」と「Rec Run」の2種類あります。
Free Runはカメラが回っていないときでもTCが動いている収録方法。映像に時刻を記録する方法です。カットとカットの間はTCが飛びます。主に報道で使われています。
Rec Runはカメラが回っている間、TCが進む収録方法です。カットとカットの間も連続したTCで記録されます。番組やドラマなど連続したTCのほうが便利な場合に使います。また、R-1は01Hスタート、R-2が02Hスタートとするとロール管理にも使えます。
民生機の多くはRec Runです。

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