テープレス化の基礎①

テープレス化って何?

これまで映像はフィルムやテープに記録して放送、保存していました。

これらが、Word文書のようにファイル(データ)として保存されることを総称して「テープレス化」と言われています。

このテープレス化によって私たちが覚えなくてはならないのが「ファイル」です。

ファイル?

これまで放送用のVTRも現在、主に使用しているHD-camやD-5それ以前はβ-cam、U-マチック、MⅡなど様々な種類がありました。

テープからファイルに変わってもこうした種類は色々あります。

◎ MXFファイル

◎ QuickTimeファイル

◎ AVIファイル

など・・・

さらに映像をファイル化する際は効率よく記録するために圧縮もします。

この圧縮方法も様々です。別名CODEC(コーデック)とも言います。

◎ MPEG2

◎ H.264

◎ AVC-Intra50M

など・・・

圧縮(コーデック) ファイル形式
テープ 3倍・標準 VHS・β
ファイル H.264? AVC-Intra? MXF? QuickTime?

圧縮モードやファイル形式はカメラや編集機で様々です。

局内で使用されているノンリニア編集機を例に説明します。

編集システム 圧縮 ファイル形式
プラナス

現在はMPEG2

AVC-Intra50M

MXFファイル(.MXF)
Final Cut Pro ProResなど多数

DVCPRO-HDを使用

QuickTime(.mov)

 

プラナスで編集したファイルをFinalCutでも編集したい場合はテープの種類が違う状況と同じでファイル形式が違うため、一度コピーするなどの「方式変換作業」必要になります。

しかし、これまではケースや背表紙にタイトルやキャプション内容を挟む必要がありましたが、ファイルの場合(特にMXFファイル)は、こうした映像情報を「メタデータ」として映像データと一緒に、1つのファイルに保存することが出来ます。ネット回線を使って、放送画質の映像を映像データと一緒に送ることが出来るのです。今後、圧縮技術がさらに進めば、HD画質を実時間よりも早く伝送できることも夢ではありません。

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