ビットとバイト その2

パソコンで動画を扱う場合、データ容量は非常に大きなものになります。このためデータを他のHDDやメディアにコピーしたり、ネットワークを介して転送したりする場合、重要な要因となるのがファイル容量です。特にFTPでのファイル転送、ノンリニア編集システムの構築など、必要とされる転送レートとファイル容量の関係を知ることは不可欠です。

今回はその基礎となるファイルのデータ容量の単位について。エレクトロニクスの世界でデータ容量の基本単位となるのが、ビット(bit)とバイト(Byte)の2つです。同じような響きですが、大きくことなります。

まず、ビットから。ビットの語源は「2進法(binary)の桁(digit)」です。すなわち2進法の1桁である「0」もしくは「1」のことです。コンピューター処理は2進法の演算の塊です。
ビットはコンピューターが扱う最小単位であり、1ビットは「2の1乗」の情報量、つまり2通りのデータを識別することができる単位です。2ビットは「2の2乗」ですから、4通りのデータ、例えば「0、1、2、3」を表現できます。5本の指では2の5乗ですから、32まで数えられます。

「0」と「1」はエレクトロニクスの世界では「ON」と「OFF」に置き換えられます。今お使いのパソコンの電源ボタンも「0と1」からデザインされています。

20年以上前になりますが、アップルコンピューターのモニターは2色表示(多くは黒と白)でした。つまり、1ビットです。やがて、コンピューターグラフィックの登場とともに、白黒16階調(4ビット)、白黒256階調グレースケール(8ビット)となり、カラー表示の時代に入ります。現在はRGB(光の三原色)それぞれが8ビット、256階調の組み合わせで合計24ビット、1677万色を表示できます。これ以上の色の違いを人間は認識できません。

 1バイトは、2進法の8ケタ、すなわち8ビットのことです。つまり、1Byte=2の8乗=256のデータを識別できるデータ容量です。。コンピューターでは、この8ビット=1バイトを処理単位として扱った時代があり、ひとつの単位として今でも使われています。主にファイルのデータ容量を表す場合、バイトを使用します。

ちなみに・・・

  • 1KB(キロバイト)= 1024B
  • 1MB(メガバイト)= 1024KB
  • 1GB(ギガバイト)= 1024MB
  • 1TB(テラバイト)= 1024GB
  • 1PB(ペタバイト)= 1024TB

データの転送速度を「bps」(bits per second)という単位であらわします。一般的にデータ容量はバイトを使用しますが、bpsはビットで表記されるので注意しなければなりません。Bフレッツなどの「100Mbps」は「(100/8)MB/sec=12.5MB/sec」となります。

慣例的にビットは小文字「b」、バイトは大文字「B」と略します。

ビットとバイト その1

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