ピクセルとドット

写真などの静止画ファイルには、縦横大きさを表す「ピクセル」と「dpi(dots per inch:でぃーぴーあい)」というものがあります。一般的にdpiは画像の解像度を表す単位で、「1インチあたりのドット数」つまり「1インチの幅に打つことができる点の数」と言われています。それでは、最小単位はピクセルでしょうか?それともドットでしょうか?

ある意味どちらも正解です。

ドットはディスプレイや印刷における物理的最小単位、ピクセルはデータの最小単位画素を意味します。虫眼鏡でモニターを覗いて見える最小単位がドット、フォトショップなんかで拡大して見えるマス目がピクセルです。ですから、ひとつのドットで2つのピクセルを表示することがあれば、ひとつのピクセルを2つのドットで表示することもあるということです。プリンターの性能を表す場合のdpiは、数値が高ければきれいに印刷できることを意味しています。(実際はある一定値を超えると肉眼で見分けられませんが)

「dpi値が高いほどドットが小さくなる」と理解すると覚えやすいと思います。下の写真の赤枠を拡大すると・・・ 四角い画素がピクセルです。

ピクセル

ではノンリニア編集において、dpiをどう考えればよいのでしょうか。実はビデオ信号はハイビジョンであろうが、なんであろうが、72dpiになります。したがって、「640×480(SD)よりも1920×1080(HD)のほうが解像度がいい」ではなく、「SDよりもHDのほうが映像が広い」、dpiだけ考えるとこう言えるのです。ノンリニアにおいてdpiと画質は関係ありません。ちなみにテレビでは縦横72dpiです。

写真のデータ

ノンリニア編集で重要なのは「ピクセル数」です。

テレビに画像を映すのは、「走査線」です。ハイビジョンでは1080本の走査線が映像を構成しています。つまり、いくら縦方向に「1080ピクセル」よりも大きな静止画を取り込んだとしても、テレビに映し出す限りにおいては、その細部までは表現できず無意味となってしまいます。ただし、静止画をエフェクトで拡大する場合は1920×1080より大きなサイズが有利です。縮小しながらズーム処理を行うこととなり、拡大後もきれいな結果が得られます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました