FTP伝送する際、そのインターネットの回線速度を知ることは転送時間の目安を計算するためにも非常に重要です。例えば、我が家も利用している「NTTのBフレッツ」、札幌勤務時代にお世話になった「USENのBROAD-GATE 01」などの「FTTH(Fiber To The Home)」では、最大「100Mbps」の伝送速度が表記されていますが、これはあくまで理論値で実際の回線速度はこの数値よりもかなり下回ります。
インターネット回線は、専用線を引かない限りは、ある一定の地域や複数ユーザーで共有されています。多数のユーザーが同時に回線を利用すれば、スピードが低下してしまうことになります。また、無線LANを利用している場合、「IEEE802.11g」という規格であれば最大値54Mbps、我が家のような古い規格「IEEE802.11b」であれば11Mbpsで頭打ちになり、光回線の実行速度よりも、無線LANの速度で制限されてしまします。
また、インターネット回線は、上りと下りで速度が異なる場合もあります。FTP伝送はパソコンからサーバーにアップロードするわけですから、上りの回線速度が重要です。 検索サイトで「回線速度測定」などのキーワードで検索すると、ウェブ上で簡単に下りと上りの回線速度を計測できます。
たとえば、制作回線部居室にあるBフレッツルーターに直結しているPCで測定してみると、
- 下り 61.95Mbps
- 上り 41.88Mbps でした。
ということは、41.88Mbps≒40Mbps として、40Mbps/8 = 5Mbyte/sec
1秒間に5MBのファイルをアップロードできる回線ということになります。100MBのファイルであれば20秒です。今回の測定は渋谷から大手町にある測定サーバーへのアクセスなので、かなり速い値が出たような気がします。海外などからはインターネット網の細いところも通過するので、東京への上り回線速度はかなり低い値(2Mbpsとか)になるはずです。FTP伝送する環境を前もって知ることができれば、粗編の仕方、伝送尺などの参考になるかもしれません。
参考:ビットとバイト

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