カラーバーは、普段ほとんど無視(?)していますが、実はその役割を知ることは、デジタル映像制作におけるカラーマネジメントにとって非常に役立ちます。今回は、カラーバーの役割を紹介しながら、「色」について考えてみます。
テレビにおいて、一概に赤や青といっても、モニターやVTR機器などの環境により見え方も違ってきます。これをいかなる環境下においても、規格に基づいた色を定義することが必要になります。そこで重要な働きを見せるのが、カラーバーです。最近では、色以外の基準データも含めて「カラーパターン」と呼ばれるものもあります。
適正な色を表現する基準「カラーバー」、どんな色で構成されているのでしょうか?
基本は白、黄色、シアン、緑、マゼンダ、赤、青です。(黒を色として定義するかは業界によって異なる)
実はこの色彩には、深い意味があります。

(このカラーバーは、ファイナルカットプロのジェネレーターで作ったものをPNG保存したものです)
光の3原色といえば、RGB(赤・緑・青)です。
3色混ざれば、白。何もなければ、黒になります。
カラーバーの色彩は、このRGBとその補色である「黄色(YL)」「シアン(CY)」「マゼンダ(MG)」で構成されています。
| 白 W |
黄色 YL |
シアン CY |
緑 G |
マゼンダ MG |
赤 R |
青 B |
黒 | |
| 緑(G) | 100(75) | 75 | 75 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 青(B) | 100(75) | 0 | 75 | 0 | 75 | 0 | 75 | 0 |
| 赤(R) | 100(75) | 75 | 0 | 0 | 75 | 75 | 0 | 0 |
これらの色を基準色として、デッキの出力やモニターの調整を行います。また、上のような色だけではないカラーパターンを使えば、白と黒でコントラストの調整も行えます。

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